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カフェ・ド・ディアナ・ギャラリー
香り立つコーヒーと様々なアーティストの絵画がある空間

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■テルースから大事なお知らせ■

■連載記事掲載中■

【連載】旅 ヨーロッパ編
喧噪と静寂、「忙しい」時間と「待つ」時間。長いような短いような、ヨーロッパでの滞在。

【連載】「靴・靴・靴」
靴をモチーフに描かれた、素敵な世界をお楽しみください。

【連載】達磨さん族
「ダウンコートを着る」姿を研究した、ファッションエッセイ。

【連載】テルーススタイル
テルースの雰囲気を持った靴をご紹介。

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2012年1月27日 (金)

靴・靴・靴 その7

「靴・靴・靴」とは言え、人物の影の絵で

帽子と靴底、リボン等をそれぞれの女性に合わせた色を使った。

これはボツかな、と思いながら提出してみた。

春と言うとパステル、と来るから

ちょっと黒で意地悪をしてみた。

でも楽しい。

人物のデッサンは得意だから、それを描き黒墨でただ塗り潰しただけだ。

これが何かになったら嬉しいが・・・。

自分では気に入っている一枚である。

Lady

2012年1月25日 (水)

旅 (2011年1月記) 1

2010年の9月は、猛暑の東京からヨーロッパであったが、

2011年1月は、極寒の東京から極寒の一週間の巴里・ミラノである。

記憶によると、巴里と札幌は同じ緯度ではないだろうか。

1月末の東京も寒いから、同じようなものか・・・。

さて、何を着ていけば良いか考え始めたのは、その年の1月1日からだ。

結論は「雪山登山スタイル」。

重ね着・重ね着で実に岳人になってしまった。

そして極寒の朝8時、東京を発つのに

渋谷駅の成田エクスプレスのホームには、いつもと同様30分前に着いてしまった。

ホームには冷たい風を防ぐ所もなく、

物陰に入ったり、階段の手すりに座ったり・・・。

とは言え、手すりに腰掛けこの原稿を書いているのだが、

寒いせいか、インクが薄れる。

もしかして、この愛用のペンのインクが無いのでは?

成田に着いたら買うことにしよう。

しかし寒い。

引き続き現行の執筆を託されたBICのポールペンも

インクの出が悪い。

本当に寒い。

手袋は二重である。

今日の出で立ちは、踝までの長いダウンコートに、

山用のポケットがいっぱい付いている黒のジャケット、

その下にダウンベスト、その下が真冬のトレーニング用の上下に

タートルにタイツ、靴はトレッキング用、

そして深いニット帽だ。

ここで再び「達磨さん族」になってしまったことを

お許し願いたい。

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2012年1月23日 (月)

苦手な食事会

僕は大人数の食事会は好きではない。

その食事会を4つに分けると、

「立食」「座食」「人数食」「香食」である。

「立食」は人数が多ければ多いほど

服を他人の皿から垂れる汁で汚される危険度が増す。

給仕係の配膳時や、飲み物・皿の後処理。

ちょっと体が傾くと、皿のソースが垂れてきそう。

僕は立食する時は、どんぶり皿を貰う。

そうすると、人に垂らすことは少ない。

また、パスタを食べる時はチャーハンやリゾットを混ぜる。

すると幾分パスタソースの跳ねを減できる。

大人数の旅館の座る食事も

苦手、と言うより大嫌いだ。

大人数故、料理は冷め、まずいし

何よりも僕は正座が出来ないし。

アグラをかくと、後ろに引っくり返るからだ。

人数食。テーブルに座り、鍋でも・・・。

しかし、人のお酒の心配をしなくてはいけないし

食べる物の取り分にも気をつかうし、これも駄目。

香食は絶対に着替えてから行く。

洋服に臭いが付いたらたまったものではない。

焼肉屋、焼鳥屋、鰻屋・・・。

そして最後、二次会はカラオケ。

これは絶対に嫌だ。

指の細いピアニストかギタリストが弾いてくれるならまだしも

僕にとって論外な世界だ。

酔う事、酔わせる事、何の楽しみがあるのだろう。

クニさん、トメさん達のハプニングスフォーの「そっとおやすみ」をBGMにして

早く家に帰ることにしよう。

Photo

2012年1月20日 (金)

ショールに袖が付いている

驚き!!

僕はまず、その娘はショールを羽織っているのかと思った。

次にポンチョかな?と思った。

しかしよく見ると、袖が付いて手を通している。

でもその上物の裾を見ると、まるでショールのように角が4つある。

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よく分からないが・・・。

茶のボールハットとショートのスポーツブーツに合ってて

可愛いスタイルだ。

ファッションの世界って、新しい発見があって面白い。

突然街に登場する。

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2012年1月18日 (水)

ツウィード ラン

意味が分からないかも知れないが、ツウィードは

山人のダウンスタイルからの変化かも知れない。

基本的にはツウィードは街で着る物ではなく

カントリーで着る物と信じてやまないのだが。

数年前ナポリの仕立屋で、自転車に乗る為のジャケットを作った。

ラッキーなことに、そこの店主も自転車乗りであった。

背中は前より丈がやや長く、動きやすくギャザーが入っている。

さて、僕はどのようなスタイルで自転車に乗るかと言うと、

まずその自転車には前後に泥除けが付いて、

フロントバッグを乗せるキャリアとサドルバッグが付く。

フロントとサドルバッグは、

壊れてしまった塩化ビニールのブランドのバッグを修理し

そして新たに手直しして作った。

自転車の名称は「スポルティフ」タイプだ。

出で立ちは、そのツウィードのジャケットに帽子を被り

安全の為、革のカスクを上から被る。

パンツは、ヘリンボーンの厚地のニッカーボッカーに

アーガイルのロングホーズのソックス、そして

クラシックな革の自転車の靴、手袋もクラシック革物。

眼鏡から、何から何までクラシックだ。

ジャケットはもう1つ、ハリスツウィードのノンフォークジャケットがあるが

やはり自転車に乗る為にオーダーした物の方が着易い。

さて、ある店でそのようなスタイルで

自転車に乗り街を走る、というイベントの実施が考えられていたが

残念ながら流れてしまった。

最近になって、以前はダウンばかりだった若者たちの間で

ツウィードが流行っているようだが、

やはり平日は、仕事でウールにペンシルストライプのスーツに

傘とバッグを持つスタイルで、土・日はカントリーに行き

ツウィードを着て、狩り・釣り・サイクリングを楽しむ

といった方がお洒落だ。

もちろんポケットにはスコッチを入れたスキットルを持ち

寒さをしのぎたいもの。

さてさて、ダウンベストの山人スタイルは

どのようなカントリー人に変化していくのだろう。

楽しみだ。

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2012年1月16日 (月)

フィフティーズ

50年代、ふと大昔に見た「アメリカン グラフィティー」という映画を想い出した。

男はTシャツにデニム、袖にタバコの箱を巻き入れていた。

髪はリーゼント。そして女の子はポニーテール。

フワァッとしたミディー丈のスカート。

靴は男も女もスニーカー。そして、集合場所はハンバーガー屋。

乗る車は改造のホットロッド。音楽はビーチボーイズ等々。

そしてダンスはツウィスト、その合間にチークの曲が入る。

それは「青い影」だったか・・・。

巴里ではブルゾンノアールなんて呼ばれていたが、

共通の人々を指すのかどうか分からないし、

この時代のファッションは個人的には好きではない。

まだ、ファッションが米国では生まれたて、

ヨーロッパとは全然違う世界だ。

ヨーロッパはオートクチュール、

米国の大人はプレッピーが社会用のスーツに変化しただけ。

何故この時代のことを今日は書いてしまったのかと言うと、

街でその時代のスタイルの女の子を見たからだ。

その娘の頭に、あの曲達が流れているかどうかは定かではない。

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2012年1月13日 (金)

Cafe de Diana GALLERY 更新情報 Vol.028

永山藍氏 アート展示

ダイアナ原宿店 2階 「Cafe de Diana GALLERY」にて

1/12(木)~2/14(火) 11:00~20:00 展示致します。

※最終日は17:00までの展示となります。

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プロフィール

2010年 トムスサンドウィッチ(代官山)にて展示

2011年 トムスサンドウィッチ(代官山)にて展示

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ゆったりと心を休ませたいときは、

「カフェ・ド・ディアナ・ギャラリー」にお立ち寄り下さい。

展示作品は一般から随時募集された新鮮な絵画たち。

香り立つコーヒーと様々なアーティストの絵画が

ほっとする空間を醸し出します。

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【Address】

東京都渋谷区神宮前1-8-6

ダイアナ原宿店 2階

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【アーティスト募集】

プロ・アマを問わずアートを志す方に、

ダイアナ原宿店2F カフェ ド ディアナ ギャラリーを

展示会場としてご利用いただけます。

詳しくは販売促進課「カフェギャラリー係」(TEL:03-3479-8010)まで

お尋ねください。

2012年1月11日 (水)

蝶ネクタイ

最近、街やテレビ(僕はあまりテレビを見ないが)で

蝶ネクタイをしている若者を見る。

大半が結ぶ物ではなく、結ばれた出来合いの蝶に

ベルトをフックのような物で掛けるタイプで、非常に残念である。

日本語で蝶ネクタイ、フランス語でパピヨン(蝶)、英語でバタフライ(蝶)で、

蝶と表現するのは世界共通のようだ。

僕は長年していた通常のネクタイに飽きて、

だいぶ前から蝶ネクタイを結んでいる。

結んでいるから綺麗なのであり、

既に製品化され結ばれている物とは違う。

もちろんネクタイも同様、前日の風呂上りに手の指先にクリームを塗り、

次の日の朝、手の指がガサガサでタイに傷を付けないように気を遣う。

結び方は色々な本に出ているから参考にしてもらうとして、

楽しいのは「結ぶ物」だ。

例えば冬などはタートルネックに結ぶ。これは暖かい。

しばらく自分の趣味で、タートルに蝶ネクタイを好んだ。

好きなブランドに、フランスの「シャルベ」がある。

そのタイは、右と左が真ん中からフックで分かれるようになっている。

故、左右違うタイと、柄違いで組み合わせて楽しんでいる。

ネクタイ同様、冬はウール物素材、そしてオーソドックスなシルク、

夏用の綿物、とあるが、最近夏は暑いので敬遠している。

今日は何を言いたいかというと、ファッションで蝶ネクタイをするのなら、

せめて結ぶ楽しみを味わってもらいたい。

ファッションってそれほど難しく、その難しさが楽しく、

次に工夫が生まれ、またそれを人に見せて楽しむ物なのです。

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2012年1月 9日 (月)

旅 ヨーロッパ編 16 (2010年9月記)

マドリッドで最後の仕事。

フェアはミラノよりのんびりしている。

だが、いつものように会場を歩き回る。

まるでトレーニングをしているかのように。

この旅ももうすぐ幕が落ちる。

日本に帰ってからの仕事のことは、今考えるのはやめよう。

とにかく久々のヨーロッパ、そしてまた明日は「待つ」との戦い。

今回は巴里経由で、シャルルデゥゴールで乗り継ぎ、

5時間の長い「待つ」がある。

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「待つ」が好きであっても、これはちょっと長過ぎ。

気が向いたら、また「待つ」を書くことにしよう。

旅は自分も待つが、待つ人もいる。

その待つという時間を、どれだけ自分流に楽しめるか、

それが人生のような気がする。

さて、5時間の「待つ」は、どのような時間になるのだろう。

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空港にて 赤いセーターの女の子(272mm×383mm)

2012年1月 6日 (金)

プレッピー 2

どうも最近「プレッピー」という言葉を耳にするが

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これは60年代のアイビースタイルと同じかな。

ただファッションの名前を変えて新鮮さを出す

いつもの事か、と思っていた。

ある暇な時に辞典をパラパラ見ていると

ふとその言葉を思い出し、調べたくなって「プレッピー」を見た。

それは米国で、大学進学の為の私立学校(プレパラトリースクール)の生徒

または卒業生の俗称、さらに服装や態度が彼らに似ている若者達も指す。

さらに下を見ていくと、「プレッピールック」というファッション用語が出ている。

プレッピーが好んで身に付ける服装、

飾り気のないプリーツスカートにジャケットの組み合わせ、など。

すると矢印で「アイビースタイル」とある。

調べると、男物の説明で

直線的なダブッとした、あの3つボタンとか4つボタンのダブルとか、

細いズボン等と書かれていた。

やはり60年代のそれと同じことなのか・・・。

三省堂「現代外来語辞典」に感謝だ。

やはりファッションの世界に居ると、

手を変え、品を変え、名称を変え、と言うことなのだろうか。

このプレッピーという大学進学学校とは

どのような学校なのだろう。

規律が厳しい学校で、生活・エチケット等も教えるのだろう。

そうか。魔法の世界で言うなら「ハリー・ポッター」が通っていた

全寮制の学校かも。

やはり近年の日本のような

学生服の無くなりつつある世界は

ファッションの中に規律を作らないと乱れていくのだろう。

だからスタイルという言葉が生まれてくるのだ。

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2012年1月 4日 (水)

旅 ヨーロッパ編 15 (2010年9月記)

ひょんなことから、マドリッドでの空き時間。

「待つ」と「空き」の時は正反対。

通常ならばのんびりとしたいところだが

ピカソの「ゲルニカ」の絵が気になる。

数人と近代美術館に急いで行ってみる。

「待つ」とは逆の、時間の無い時。

良かった、館は開いていた。

時間の関係で、すぐにピカソの絵の前に・・・。

見ているだけでパワーを感じる。

「爆撃の絵」と言われなくても、何か恐ろしさを感じ、

絵の前から離れたくなる。

体のパワーが抜かれていくようだ。

この絵だけは、静止の状態でも動いているように見える。

パワーに負けそうなので、早々に退出し

まだ時間があるので別の部屋を覗いたら

あの米国の9・11の時の

世界の新聞を集めた場所があった。

再びあの映画のような場面が想像出来る。

あの事件から世界が変わったような気がする。

あの時から10年経った今でも、

何かが今生きている者達に影響を与えているようだ。

早く帰ろう。明日は待つ旅だ。

Photo

2010年10月10日 マドリッドの飛行場 (透明水彩 788mm×545mm)

2012年1月 2日 (月)

この歳になっても、僕にとってのお年玉

お正月、アトリエや会社に居ると

毎年1月の5日くらいになれば取引先が年始の挨拶にやって来る。

この時に、多くの人が年賀の薄いタオルを持って来てくれる。

今年もきっと持って来てくれるだろう。

僕はその沢山のタオルの中から十数枚入手し、家で使う。

洗面台、キッチン、体を風呂で洗う時も使用する。

汚れたら洗濯機で洗う。

それを繰り返し行っていくと、

らかだったタオルがザラザラに硬くなってくる。

この1年、十数枚のタオルを繰り返し使っていく。

取っ換え引っ替えよく使用するので、年の暮れにはザラザラな

水分をよく吸い取るタオルが出来上がる。

それをハサミで半分に切る。この作業が大変だ。

床に散らばったタオルの屑の掃除が面倒臭いが、

沢山の半分に切れたタオルが出来る。

これを紙袋にきちんと詰め、納戸にしまいに行くのだが、

そこで前年作ったタオルが入った袋と交換する。

そのタオルは、今年一年絵を描く時の雑巾として使用し、

生涯を終えるのである。

どうもありがとう。

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2011年12月30日 (金)

大掃除

今年も大掃除の時期がやって来た。

人に話を聞くと、8月に実施する人も居るそうだ。

何故なら、寒くないし、水も冷たくない。

これは名案!!

つまり今年末はしないで、来年8月に実施。

悪くないねぇ。

すると、何もせずに今年はイタリアンへ直行、ということかな。

店が開く時間まで、知人宅を見学に行った。

彼の姿を見て驚いた。

着物にたすき掛け、ニット帽を被り

右手に箒、そして左手はたすきに。

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勇ましい姿だ。

次に箒を肩に掛け、いざ掃除かと思いきや

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右手で箒を側に立て、まあ後ろ姿は出陣か、と思う。

気合いが部屋一杯走る。

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彼は僕の方に振り向くと、ニコリと笑みを浮かべ

「ムッシュー、お昼は何を食べるの?」と聞く。

僕は掃除はよいのかと聞くと

「この気合いで埃を吹き飛ばした」と言う。

やれやれ、ここにも僕のような人が居る。

そうだ、8月大掃除の話も教えてあげよう。

それより早く、パスタパスタ。

またこのように今年が終わるのであった。

2011年12月28日 (水)

旅 ヨーロッパ編 14 (2010年9月記)

昨日はイベリア航空とエールフランスの共同運航便で

エールフランスがスト、イベリア航空のみの運航となったが、

エールフランスが無いとコースが違う。

何故かアフリカの上を飛んで、通常2時間のところ4時間も掛かってしまった。

また「待つ」の繰り返し。

そしてスペインの夜、レストランが開くのが8時半、という事には驚いた。

食事が終わってすぐに床に就いた。

僕は常に、寝ている時は窓を少し開けるのだが

騒音がうるさくて、珍しく閉めてしまった。

朝5時、外の空気が欲しくて窓を開けたら

人々の騒ぐ声に車、パトカーとすごい音だ。

巴里の朝は水の流れる音、ほうきで掃く音、話し声で目が覚め

ミラノではゴミ処理車の音で夜に何度か起き

朝教会の鐘の音で目を覚ますのだが、

この街は、雑音以外耳に入って来ない。

今夜は最初から窓を閉めて眠ることにしよう。

 

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9月のスペインはまだ暑かった 街の人のデッサン(272mm×383mm)

2011年12月26日 (月)

達磨さん族 その3

長いダウンのコートを着ると、まるで達磨さんのように見える、ということから

この研究が始まった。

一つお決まりのダウンコートさえあれば

一冬それで越して、クリーニング店に出せば済む。

確かにウールのコートを次の日ブラッシングして

洋服タンスにしまう作業は、現代においては大変面倒臭い事である。

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スウェードは特に念入りなブラッシングが必要だし、

カシミア等はカシミア専用のブラシでなくてはならない。

ダウンのコートはシルエットの問題、そればかりではなく

やはり、時、場所、状況により着こなすのがお洒落ではないだろうか。

これは来年の秋冬のテーマにしよう。

9月はこの薄いコート、10月は、11月は・・・

と楽しむのがお洒落者。

とは言え、来年からの実施だと思い、

お腹が空いたので近くのパスタを食しに行こう。

この着ている物の上からダウンを羽織れば・・・。

この安易な発想がいけない。

ただし、僕の今のスタイルは、赤のタートルに501のデニムだが。

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2011年12月23日 (金)

靴・靴・靴 その6

皆さんはどのようなクリスマスを過ごされるのですか?

今回の「靴・靴・靴」は、クリスマスツリーです。

煉瓦の鉢に植えられたもみの木に

沢山の靴やバッグが吊るしてあります。

木の天辺には、星をかたどったプレーンなパンプスがあります。

どうも僕は、その靴を

靴の中の靴!!

靴の基本と思ってやまないのです。

煉瓦の鉢の上には、リボンで結ばれたクリスマスプレゼントがいっぱい。

紺色の夜空に星が輝いている。

どうです? クリスマスの感じが出ているでしょう?

この絵は何に使われたか定かではない。

 

素敵なクリスマスを。

Three

2011年12月21日 (水)

旅 ヨーロッパ編 13 (2010年9月記)

旅には何か事件が付き物である。

我々の乗る便がキャンセル!

僕にとってはいつものこと。

1時間後の飛行機へ変更。

昔は郵便のスト、汽車のスト、飛行機のスト等で

このようなことはよくあった。

もし飛行機に乗れなかったら、再びミラノに戻って、

いよいよパスタ、と思ったのだが・・・。

上手くいって1時間後、やはりいつもの「待つ」が始まった。

13_1

椅子に座る女の子 (383mm×272mm)

 

バーでスコッチでも一杯、これが旅の楽しみかも。

決して腹を立ててはいけないし、この待ち時間では仕事の話をしてはならない。

大笑いの雑談が、待つ時を早く前に押しやってくれる。

この不思議な神が与えてくれた、楽しみ。

この楽しみを、苦しみとか辛さに感じてはならない。

誰にでも理由の付く神からのプレゼント。

どのくらいの「待つ」の時間が過ぎただろうか。

スペインに向かう飛行機に乗った瞬間、もう空の雲の中に引きずり込まれてしまった。

さあ、僕はまた原稿書きにペンを動かしてみようか。

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バーで待つ女性 (272mm×383mm)

2011年12月19日 (月)

日本の四季 その2

最近は春になるとサンダル、

秋にならない内にブーツ、と言う人が見受けられるけど、

6

日本には四季がある。

だからそれに合わせたスタイルがあるべきである。

スーツだって冬はカシミヤ入りの素材やツイードから薄手の裏付きウールになり、

背抜き(上着の背中の裏を付けない)のサマーウールを着てから、

なんとなく夏に麻やコットンを着たくなる。

婦人靴だって四季がきちんとあるのだ。

冬が終わって、春はやはりコンビの甲まで来る深いパンプスか紐締め。

そして、暖かくなってパンプス。

特に春のプレーンパンプスはいろいろな色が欲しくなる。

そしてオープンパンプスで4月を迎え、

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5月ゴールデンウィークで、スポーツシューズが欲しくなり、

6月ヒールのあるサンダルを履き、

夏にホテルのプールでミュールを履く

(ここで履くのですミュールは!決して街では履かない。

水着からでる脚をより長く見せる為に生きているサンダルなのです!)。

そして、ビーチ用の可愛いペタサンダル。エスパドリーユも欲しい!

8

秋を迎えるに当たっては、やはりスエードのオープンパンプスから入りパンプスに移り、

深い靴か紐縛り。そして11月くらいからブーツ。

12月はちょっと気取ってパーティーシューズ。

1月に必要なのはスキーが終わってホテルでくつろぐ時、

雪道を散歩する時の毛皮付きアフタースキーブーツも欲しい、

などとまた一年が過ぎていく。

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ただ日本は湿気があるので大事なもののメンテナンスはきちんとしないとね。

2011年12月16日 (金)

日本の四季 その1

日本という国は素晴らしい国だ。

何故って、四季と、それに応じたお洒落があるから。

俳句だって五、七、五の文面に必ず季語を入れて表現していく

日本ならではのお洒落な文化だ。

僕はいつも、お風呂とか、旅に出る時には季節の柄のてぬぐいを持って行く。

てぬぐいには四季折々の柄がある。

春には、梅とか桜の柄があり、秋は紅葉の柄がある。

なんとなく、お風呂に入っていると

手元でそのてぬぐいに季節を感じて、

さらに露天風呂から眺める景色で四季を感じ、心がなごんでくる。

そして、風呂から上がり、食事で四季を感じる。

もちろん一年中常夏(とこなつ)にも憧れるけど、

だからと言って一年中Tシャツに短パンと言うのもわびしい気がする。

それでは、メドレーで追ってみましょう、日本の四季を。

3月弥生は、ひな祭りから始まる。

ちらし寿司、あられ、ハマグリの吸物、草餅、菜の花。

洋服だって春だからうきうきして、

アイボリー地にいろいろなパステル色がミックスしたニットに、

ハマグリの吸物色のレザーのスカートを合わせたり。

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菜の花色のシャツを探したり、と

楽しいわくわくとした気分で春を迎えるのだ。

この様に食べる物の季節感で洋服を想像して見よう。行きますよぉ!

4月は卯月で、花見の団子。

5月は皐月、端午の節句、ちまきに柏餅。

葉の色と和菓子のピンクは外国の発色とは違う。

2

なんて、絶妙な組み合せ!そしてお風呂に入れる菖蒲も香りがいいねぇ。

6月水無月は夏至。さくらんぼ、桃、梅。

そろそろ肌を焼きたくなって肩を出したくなってくるだろうな。

3

7月文月で、七夕。そう、夏が始まる前に恋への思いを短冊に託すのです。

七夕そう麺に、じゅんさい、はも・・・・そして風鈴。

じゅんさい色の麻のジャケットにホワイトジィーンズ、

それに茶のマットパイソンのサンダル。

そして夏を迎える。

4

8月葉月とはいえもう立秋、お盆。

何と情緒のある事、浴衣姿でうちわ片手に盆踊り。

5

精進揚げ、かき氷、花火に、そうそう鰻も忘れてはならない。

かば焼きの色!濃い茶と黒。まだ暑いけどそろそろ秋が恋しい。

9月長月はお彼岸でお月見の月見団子、衣かつぎにサツマイモ。

そしてサツマイモを食べながら秋のおしゃれを考える。

この色も秋のポイントカラー。

10月神無月は寒露、まつたけ、菊花びたし、サンマに大根おろしが良いねぇ。

七厘で、ベランダで七厘をうちわでパタパタやりたいもの。

11月霜月、もう美味しくなる里いも。

12月は先生も走って師走、カボチャに柚子湯。

カボチャの色は、お芋の色より暖か味がある色で冬のポイントカラー。

1月睦月、おせち料理に、

七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)、そして鏡開き。

2月如月節分で、豆撒きに、イワシですかぁ?

そして、松竹梅の梅で締める。

どうです?洋服も想像できますでしょ?

2011年12月14日 (水)

達磨さん族 その2

楽、軽い、長いから着てしまえば脱がなければ中身は何でも良いか、

と言うのはファッションから離れる。

では、巴里の初老の紳士のごとく、キャフェに行く時

シンプルなキャメルか紺のコートのポケットに雑誌か新聞を差し込み、

上質な革の手袋をして出掛けるのも悪くない。

そうだ、タンスの中にいっぱいあるではないですか。カシミヤのダブル。

チェスターコート、ハンティング用のコート、ツウィードのコート、

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そして前から見ても後ろから見てもシルエット抜群のトレンチコート。

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少し暖かければ、スウェードのジャンパー、ハリスツウィードのジャケット。

この組み合わせを忘れてしまったのであろうか。

革のパンツも悪くないし。

先日旅をした時、伊太利亜の伊達男は

朝・昼・晩の三回着替えたものだ、と自慢している紳士が居た。

まッ良いか、ちょっとの外出だから。

ついでに中は見えないし、ダウンコートで・・・。

貴殿はいかがですか?

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